パーライト
パーライト
パーライトとは?
真珠石を焼成したものです。バーミキュライトの代替品として使われることがあるようです。
しかし、だいぶ使い勝手が違います。水は吸いますが、とても硬い物質で根が中に入って行く事は難しいと思います。隙間がたくさんできるので、空気はよく通ります。
水を吸っても塊に成らないので、バーミキュライトよりさらにばらばらになりやすいです。
パーライト培地で水耕栽培
背丈のあるものをこれに植えたりしてもすぐに抜けてしまうでしょう。
また、濡れているパーライトが手につくととても落ちにくく、やっかいです。
種まきに使うと根がちゃんと入って行かないため、上手く苗を作るのが難しいでしょう。
また、隙間が多く水分が足りないような苗になってしまうので、十分に根が張った状態に成らないうちは乾燥にきをつけたほうがいいです。
値段もバーミキュライトと比べて同じくらいです。ただ、パーライトは再利用しやすいです。
パーライトの水耕栽培における使い勝手
これははじめは使いづらいですが、特徴を理解してしまえば便利でいいものです。
培地としてはもちろん、乾燥防止の役目に養液層の水面にうっすらと浮かせておくことがあります。
これがほんとうにびっくりするくらい、うまくいき、ほんとうに有益な資材の1つとなっています。パーライトは水に浮きます。そして水分も保持します。根に絡み付いてなかなかとれません。
これが逆に良い感じになっていて、養液層の養液が減った場合にちょうど水位に合わせて下がっていき、根にからみつくのです。これが乾燥からガードしてくれて、かなりの高温でも耐えられるようになりました。 他にこのような資材はありません。いまのところ思いつきません。
これがあるおかげで、吸水シートなどを根に巻きつけて養液を浸して、常に根に水分を与えておくようなしくみがなくていいようになりました。
また、培地として、大容量のパーライトを使うと、意外と水持ちよく、バーミキュライトよりも軽く、隙間が多く、根が広がれるスペースを確保できます。