電気を使わない水耕栽培

電気を使わない水耕栽培


電気を使わない水耕栽培


エアーポンプやモーターを使わない水耕栽培です。

普通はあまり考えられないことなのかもしれません。しかし、実は簡単にできてしまうことなのです。

たとえば、バーミキュライトを使ってコンテナで栽培します。

化成肥料だけを使って、元肥、追肥を行います。コンテナの底に少し水が貯まるような仕組みを作ります。これで水耕栽培をするときと、何ら変わらないわけです。

このように、決してエアーポンプやモーターがないと水耕栽培ができないわけではありません。

また、電気を使うため、コンセントが屋外にないと辛いところです。それに電気製品が屋外に対応していて、防雨構造、防水構造になっていることはまず無いと思います。

日本では、これらの電気製品に対する規制がきびしく、普通は室内用の電気製品を屋外で使ってはいけません。

こういったことからも、エアーポンプやモーターを使わない水耕栽培というのはあっているのかもしれません。


観賞魚用エアーポンプを水耕栽培に使う方法


これは自作水耕栽培などでよくある方法で、市販されている水耕装置でもエアーポンプは観賞魚用の装置をかってくださいとあります。

しかし、魚を飼育する道具でいいのでしょうか?ベランダや庭、屋外です。屋外でのエアーポンプの使用はメーカーからだめなことになっています。室内使用専用の装置のはずです。

そういったことも自己責任となるため、知識がないと難しいのでしょう。

それはさておき、エアーポンプを使うと水流を作ることができます。酸素を送るなどといいますが、基本的には水流をつくることがメインだと思います。1000円もしないのですので、いいのかもしれません。電気代も月に数十円以下と気になりません。


観賞魚用水中モーターを水耕栽培に使う方法


これも、魚飼育器具なのですが、なかなか、優秀なのです。

これも屋外での使用はできないはずですが、普通、モーターを水中に入れることはかなり精密な作りで信頼性がない装置でないかぎりはできません。また、水耕養液は電離したりして電気を通すと考えると、よりいっそう漏電のリスクがあがります。

しかし、観賞魚用の水中モーターは海水魚対応です。これが自信の証だと思います。これを使うほうが安全なのかもしれません。

そして、目的は水流です。


噴霧器で霧を発生させる水気耕栽培


本格的なものに、水気耕栽培というのがあります。

霧やジェット状の養液を根に噴きかけるのです。空気中ですので、根にかかった養液が下に垂れていき、まんべんなく根に新しい栄養分豊富な養液がかかるので、もっとも効率良く植物を栽培できるそうです。

水耕栽培の中でももっとも先進的な方式の1つです。





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