ナスの水耕栽培
ナスの水耕栽培-パーライト編
ナスの水耕栽培-水耕容器の準備
パーライトが少ないので下の方に穴をあけました。
オモリとして石を入れます。
洗っておきます。
パーライトは乾くと発泡スチロールのようです。
簡単に風で倒れてしまい大変です。
パーライトを満たします。
水を入れます。
溶かすこともなく、はじめから2g程度混ぜておきました。
ナスの水耕栽培-ナスの植え付け
遅めのスタートで大苗が安く売られていました。
今年は冷夏で、まともな時期のナスはどうにもなりませんでした。
秋収穫狙いでこれから水耕栽培でスタートです。
大苗とは裏腹に根は微々たるものです。
こういうものです。
水耕栽培の感覚からすると、とても少ないと感じてしまいます。
土耕栽培では茶色い根です。また、根の数も水耕栽培ほど多くはありません。
水分吸収に根は必要なのですが、土耕栽培で伸びた根は水耕栽培で伸びてくる根とは別なので、邪魔な部分はちぎってしまいます。
茎からちぎると、大変なことになります。根の生える部位は決まっています。
この根が発生する部分を挿し木から作ろうとすると、一度、水からだして根出しをしないとなりません。
また、土耕栽培の根でも水分吸収に必要ですので全部切っては大変です。
下葉が邪魔です。
固定させるためには深く埋めなければいけません。
かなり大きいことが分かります。
水耕ナスの成長の様子
植え付け後、下葉は枯れていきました。
根が土耕用から水耕の根が生えるまでは仕方がないのでしょうか。。。
新しいはが発生してきました。
葉の緑も濃く、元気です。
この時期の土耕栽培は虫食いが大変なのですが、コンクリートの上なので葉が綺麗です。
開花です。
実が肥大してくるところです。
枝がたくさん増えています。しかし、猛暑の影響でかなり弱っています。
地植えのナスは水耕よりも枯れている葉が多いです。
ついに実ができました。
葉はやはり、高温、乾燥の影響でとても弱った状態です。
裏にはハダニやアブラムシが吸い付いていました。その後、どうにか虫は居なくなりましたが、葉は弱ったままです。
品種は千両二号花なのでどんどんと花が咲いて実となっていきます。
良い成長です。コンクリートの上においていますが、畑よりもずっと高温になっているはずです。
水耕栽培は暑さ、寒さの影響をもろに受けます。そのため、発泡スチロールや保冷バッグなどで覆われたり、アルミホイルでラッピングされたりしています。
初の収穫です。少し皮が厚く、タネができていました。
暑さで肥大していないだけで、かなり熟していたようです。
水耕ナスを育ててみて
日当たりの良い場所さえ確保できれば、ナスは大変簡単な植物です。
通常はコンクリートの上だと乾燥が大変で、からからになり、水不足からナスの葉が痛み、コナジラミやチャノホコリダニにとりつかれてしまいますが、水耕でナスを育てると、やはり水分がとぎれることがないのか、葉がいきいきしています。
また、新しい苗を遅めに植えたというのが、葉が綺麗な理由の1つであります。ただ、このような地面がないところで簡単に育てられる、かつ、虫がこないって、本当にいいなと思います。
普通は、プランターでも土があるとそこに虫が住み着いて葉を食べていってしまいます。そのようなことが起きないのがパーライトでも水耕のメリットだと思います。