レタスの水耕栽培
レタスの水耕栽培-パーライト編
水耕栽培といえばレタス。レタスといえば、水耕栽培です。レタスの水耕栽培-水耕装置の準備
おなじみの四角い入れ物を利用して水耕栽培してみたいと思います。レタスは培地が固定されないと、自立できません。
そのため、パーライトを利用しました。これならばある程度の大きさになったときに、自根で支えることができるのでどうにかなるのではないかと考えました。
あの四角い焼きそばの容器の内側にはこのようなすばらしい容器が入っています。
豆腐の容器のようですが、もっと高級感があります。
パーライトを入れます。
化成肥料を入れておきます。
レタスの水耕栽培-成長の様子
数日後、水はひたひたですが、成長しています。
これが通常栽培ですと、水がたまっているから根腐れする!といって大騒ぎするところですが、見た目はただのコンテナ栽培ですが、中味は水耕栽培ですのでいくら水が入っていても問題なしです。→水が葉に触れるほどあふれると、問題が発生します!ご注意ください。
暑い時期に栽培したので対策としてナメクジがこなくなるものを置いておきました。また、暑い時期には成長が止まり、溶ける恐れもあるので、多めに植えています。
レタスが成長し始めました。
白いパーライトはすぐに緑色の藻類におおわれます。
太陽光のもとではこれくらいのことよくがあります。
家庭菜園では、小さめのうちに葉をかきとって収穫すると長期間楽しめます。
レタスの水耕栽培に関して
水耕栽培と言えばレタスが有名です。
なんとなく、植物工場で水耕栽培をしているというとレタスの映像が流れてきます。このようなことからも、水耕栽培とレタスは非常に関係が深いものです。また、水耕栽培するにも大変向いている野菜の一つなのだと思います。
今回の方法は非常に簡単でシンプルで室内でできるように、だの容器にパーライトを入れただけです。この方法でうまく育つと思っていたのですが、思わぬところで問題がありました。それはまず、室内栽培ということです。室内で育てたのですが、その場所というのが南向きの窓ぎわではあったのですが、遮光シートが貼ってあって少し日当たりが悪くなっていました。
このような状況では十分にレタスは育つ環境ではないようです。その後、屋外に出して順調に育っていったのですが、途中で溶けてしまうものが結構ありました。
この原因は入れ物の構造に問題がありました。水が外に漏れないように穴が一切開いていないのです。そのため養液を補給したり水をあげたりするときに、ついついやりすぎてしまうということです。パーライトの上まで水が入ってしまった場合には、レタスの葉が水につかっている状態となります。
これでさらに暑い時期の高温が加わればあっという間に、レタスは溶けてしまいます。また湿度が高いとカビなどが発生したりして、だめになってしまうことが考えられます。基本的なことでしたが、水耕栽培では植物の上の部分に養液が接触したりしてはいけないということです。
水の中で育てているのに水にあたってはいけないというものです。家庭菜園などでは野菜を作る時に病気になるからといって、出来る限り湿度が高くならないように気をつけます。とくに雨が降ったりした時にその雨水が泥を跳ねあげるだけでも、病気になって野菜を枯らしてしまうなどと言われています。
そのため地面と植物が接しないように、黒いビニールシートを貼って接触しないようにします。このようなことからも植物の葉っぱは水につかっているなどと言うのは、大変いけない状態でした。そういったこともあり、この方式はベストとはいえず、途中で通常の排水口が付いているパーライトの入った水耕容器に植え替えました。