水耕栽培はプランター栽培より簡単?
水耕栽培はプランター栽培より簡単?
プランター栽培より簡単?
水耕栽培は、プランター栽培より簡単かもしれません。
プランター栽培ですと、夏場の水やりがとても大変です。水をやってもすぐに乾いてしまいますし、底に穴が開いているのであっという間に水が切れてしまいます。
そのため、夏場は朝夕二回、水を与えなければいけません。また、水をそれだけ与えるということは同時に肥料分も流れ出ていってしまうわけですので、相当多くの追肥を与えなければいけません。これらは有機肥料でまかなおうとすると、相当な量の有機肥料が必要となってきます。必要な分だけのたい肥をプランターに入れたら入りきらないかもしれません。
それを考えると非常に大きなプランターを用意して、そこにあらかじめ、元肥として沢山の有機肥料を与えて育ているという、やりかたが納得できます。以前、有機肥料のみでプランターで夏野菜を作った時は、土と油かすを1:1でまぜたような気がします。もちろん、上層部だけですが。
水耕栽培のイメージというと、どうしても毎日毎日、養液を作ってたくさんの容器に継ぎ足していく、そういったことがあります。一日に何リットルも蒸発してしまうことがあり、10L以上は作るというイメージがあります。
花の水やりでさえ大変なのに、水耕栽培の肥料を水で溶かして、それを十リットル近くも、毎日毎日与え続けるというのは、本当に大変です。そのようなことからプランター栽培と比べると、非常に難しいものだと思っていたのですが、実際にやってみると方式にもよるのだと思いますが、本サイトで試している方法はそれほど大変なことはありませんでした。
肥料の与える回数も養液を毎回作って与えるというのではなく、基本的には夏場でも1~2日に一回、水を補充するという感じで、栄養が足りてないなと思った時だけ、養液を与えるという感じでした。
ですので、毎回水やりのたびに肥料の入った水を与えるという従来の水耕栽培の考え方とはだいぶ違っているのかもしれません。おそらく、植物の大きさによって小さい時にはそれほど栄養分を必要としないので、従来方式でも養液の補充はいらないのかもしれませんが、大きくなってからはドンドンと肥料入りの養液を与えています。
また、濃度に関してもかなり厳密に計測しているようです。
本サイトの方式は肥料は、思っているより使いません。しかしそういった肥料というのは、実際どれくらい必要なのかというのは一概に言えませんので、植物の状態を観察して考えることにしました。
そういった観察さえしっかりとできていれば、プランター栽培よりも水やりの回数が少なくなったりして、むしろ逆に水耕栽培の方が楽であったりします。